プロミスは任意整理に応じないはウソ!俺の「和解書」を公開するよ

『プロミスって任意整理できないって聞いたけどマジ?』
『プロミスは対応が厳しいから任意整理は無理?』

 

結論を言うと、プロミスは任意整理に応じてくれる業者だから、交渉に一切応じてくれないということはない。

 

実際、俺はプロミスからの借金を任意整理している。だから、プロミスは任意整理できないのではないか?と不安になる必要はない。

 

とは言え、ここの状況次第では和解条件が厳しくなることもあるから注意は必要だ。

 

まずは弁護士に相談して、「どういった条件でプロミスと和解することになるのか」アドバイスをもらうことが大切だよ。

 

ここでは、実際にプロミスを任意整理した俺の和解書を公開する。体験談も含めてプロミスを任意整理するポイントや注意点も解説していくから、参考にしてもらえばと思う。

 

実際に俺がプロミスを任意整理したから「和解書」を公開

俺が実際にプロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)を任意整理したから、その和解書を後悔するよ。

 

<プロミス任意整理の和解書>

プロミス任意整理

プロミスを運営するのはSMBCコンシューマーファイナンスだ。だから任意整理するときの窓口もSMBCコンシューマーファイナンスとなる。

 

任意整理で返済していくのは相手の貸金業者との交渉で決まる。交渉した結果、任意整理の話がまとまることを「和解」と言って、その際に作成されるのが和解書だよ。

 

和解書には返済総額と返済期間(分割払いの回数)、毎月の返済額などが記載されている。

 

和解書に署名・捺印することで正式にプロミスとの任意整理での返済が確定となる。

 

和解金と月々の返済額は次の通り。

 

和解金:485,291円(元本405,104円、利息及び遅延利息金80,187円)

月々の返済額:9,000円×53回、8,291円×1回

 

プロミスを任意整理する前の月々の返済額は11,000円(金利17.8%)だったから、毎月の返済額は2,000円減ったことになるわけだ。

 

しかも将来利息はカットだから、その分早く完済の目処が立つ。

 

ちなみに、任意整理したと言っても弁護士に依頼してやってもらっただけだよ。俺自身は何もしてない。というかできない。

プロミスは任意整理(債務整理)に応じない?

WEB上で「プロミスは任意整理に応じない」なんて情報を目にしたことがある人もいるかもしれない。

 

けど、俺がそうだったようにプロミスは基本的に任意整理に応じてくれるから安心して良い。

 

プロミスは消費者金融の中でも大手&有名で、利用者が多い。その中には、俺みたいに返済が厳しくなって、債務整理※を考える利用者も多いわけだ。

 

※債務整理・・・交渉や裁判所での手続きにより借金を減額・免除する合法的な借金問題の解決手段。

 

実際、債務整理事件を扱う法律事務所ではプロミスを債務整理するケースは多くあるみたいだから、基本的にプロミスは任意整理に応じてくれると思っていい。

プロミスが借金の任意整理に応じないケース

プロミスは借金の任意整理に応じてくれるケースが多い。

 

ただ、個別の事情によっては断られることもある。

 

ここではプロミスが借金の任意整理に応じないケースを紹介する。あなたがプロミスの任意整理を考えているなら、以下に該当しないかどうか確認してほしい。

 

<プロミスが任意整理に応じないケース>

  • 返済能力がないと判断される
  • プロミスから借り入れして間もない
  • 5年(60回払い)で完済できない

 

1つずつ簡単に解説していくよ。

返済能力がないと判断される

任意整理は将来利息はカットするけど元金はそのまま残り、分割返済していく手続きなんだ。

 

そうなると当然、月々の収入が安定して入ってこないなど返済能力がないと判断されると任意整理に応じてもらえない可能性がある。

 

これは俺が弁護士に任意整理について相談したときの内容の一部なんだけど。

⇓ ⇓ ⇓

任意整理弁護士相談内容

任意整理弁護士相談内容

 

で、やっぱりプロミスに限らず他の貸金業者にでも「安定収入」がないことには解決策はないとまで言われてるんだ。

 

収入が不安定=任意整理後もきちんと返済できない、というわけだから、当然業者も任意整理を応じてくれるわけないよ。

 

先月の収入は30万円だったけど今月の収入は10万円みたいに、収入に波があると任意整理に応じてもらえないかもね。

 

返済能力があるかどうかは総合的に判断される。

 

たとえば、病気やケガで働けない、借入総額が多すぎると言った場合も返済能力がないと判断される。

 

返済能力がないと判断されると、他の債務整理手続き(個人再生や自己破産など)を検討する必要が出てくるよ。

 

ちなみに、上記の資料を見て分かる通り、俺はプロミス以外からも借金をしていていずれも任意整理している。

 

【体験談】アコムは債務整理厳しい?実際に任意整理してみた

プロミスから借り入れして間もない

プロミスから借り入れして間もない場合も任意整理に応じてもらえる可能性は低い。

 

というのも、プロミスにとって利息収入がほとんどないからだ。

 

プロミスからの借り入れ・返済期間が長くなるほど、プロミス側は利息収入が多く入るから利益もある。これなら長期間の分割返済となる任意整理にも応じやすい傾向にある。

 

一方、たとえば利用して半年で任意整理するとなると、プロミスは対して利益が得られていないから短期間で返済するよう求めたり、将来利息のカットなしで返済するように求めてくることもある。

 

特に1年未満は任意整理に応じないとまではいかなくても、返済期間や利息カットの条件を厳しくすることが考えられるね。

プロミスを任意整理するメリット

俺が実際にプロミスを任意整理してメリットに感じた4つを紹介する。

 

メリット

・プロミスからの督促が止まる
・将来の利息をカットできる
・月々の返済額が減る
・完済の目処が立つ

 

借金を返せなくなって特にキツイなと感じるのは「プロミスからの督促」じゃない?まあ、返さない俺が悪いのはわかってるけどさ・・・。

 

延滞してからは毎日プロミスからの督促の電話は当たり前だったし、1日3回は電話をかけてくる人も多かった。

 

返すあてもないから電話には出なかった・・・。

 

それに督促状も結構なペースで届いた。基本的にプロミスからの督促状は宛名は書かれてないからバレる可能性は低い。でも逆に、宛名が書かれてないことで家族に怪しまれる可能性もある。

 

俺の場合、スマホは着信音がならないように家にいるときでもマナーモードにしてたし、郵便物も1日に何回もチェックすることが多かったな〜。

 

とにかく、プロミスから借金してることがバレないように気を張りながら生活するのは辛かったね。

 

いつかバレるんじゃないかって気が気じゃなかったよ。

 

でも弁護士に任意整理を依頼すればプロミスからの督促の電話やハガキは来なくなるからひとまずは安心できる。

 

もちろん、将来利息をカットできるのもありがたいけど、返済額が大幅に減額できるわけじゃないし、きちんと返済していかないことを考えるとそこまでメリットが大きいわけではない。

 

俺にとっては、プロミスからの催促が来なくなることのほうがメリットは大きいかな。精神的に楽になった。

プロミスを任意整理するデメリット

プロミスを任意整理するデメリットももちろんある。決してメリットだけで判断しないでほしい。

 

デメリット

・信用情報に傷がつく(ブラックリストにのる)
・将来的な借り入れが制限される

 

プロミスからの借金を任意整理すると信用情報※に傷がつく。いわゆるブラックリスト入りすることになるわけだ。

 

※信用情報・・・クレジットカードやローンなどの契約や取引に関する履歴を客観的に他個人の情報のこと。クレジット会社やローン会社は審査の際に照会をかけて利用し、申込者の支払い能力や借り入れ過多の有無などを判断する。

 

知ってる人は多いと思うけど、ブラックリスト入りしていると新たにクレカを作ったり借り入れすることは難しくなる。絶対にできないわけじゃないけど、カード会社やローン会社はそんなリスクの高い人に無理してまでお金を貸そうとは思わない。

 

だから、ブラックリスト入りしている間は、クレカの新規作成や新規借り入れは諦めたほうが良いね。

 

ブラックリスト入りしても、それが永久に続くわけじゃない。任意整理で完済してから5年経過ぐらいで消える。完済には3〜5年程度かかるだろうから、そこから起算すると8〜10年程度はブラックリストは残るものだと思ったほうが良いだろう。

 

意外と見落としがちだけど賃貸の契約もできないケースもあるから注意が必要だね。住宅ローンの審査はまず通らないと思った方が良い。

プロミスからの借金、任意整理をおすすめできない人・おすすめできる人

プロミスからの借金、任意整理をおすすめできない人とおすすめできる人を紹介します。

プロミスの任意整理をおすすめできない人

以下に該当する人は、プロミスの任意整理はおすすめできない。

 

<任意整理をおすすめできない人>

・返済能力がない
・プロミスからの借入額が少ない
・プロミスの利用期間が短い、返済実績がほとんどない

 

プロミスを任意整理する場合、原則として元金を4年(48回払い)〜5年(60回払い)の分割返済での和解が目安となる。

 

滞りなく返済できるだけの継続・安定収入がないといけないわけだ。

 

任意整理しても完済の見込みがない、返済能力がないとなるとプロミスと和解契約を結ぶことはできないよ。

 

プロミスからの借入額が少ない人も任意整理はおすすめできない。なぜなら、任意整理は将来利息をカットする手続きで、借入額に比例するからだ。借入額が少なければカットされる利息は少額となるから、任意整理による減額効果は小さい。

 

しかも任意整理は1社につき5万円〜15万円程度の弁護士費用がかかる。この費用も考えると、借入額が少ないのに任意整理しても減額効果はほとんど感じられない。

 

他には、プロミスの利用期間が短い、返済実績がほとんどない場合も任意整理はおすすめできない。

 

というか、プロミスが任意整理に応じてくれない可能性が高い。借り始めて間もない内に任意整理すると、プロミスから返済能力や返済意欲を疑われるからだ。

 

以上が、プロミスの任意整理をおすすめできない人だ。

プロミスの任意整理をおすすめできる人

続いてプロミスの任意整理をおすすめできる人だ。

 

以下に該当する人は、プロミスからの借金を任意整理すべきタイミングかも知れないから検討してほしい。

 

<任意整理をおすすめできる人>

・継続した安定収入があり、元金を3年〜5年で完済できる
・借金のために借金している
・2ヶ月以上返済を滞納している
・返済していても借金が減ってないと感じる

 

継続した安定収入があり、元金を4年〜5年で完済できる見込みがある人は任意整理を検討してみても良いかもしれない。

 

プロミスからの借金は返済できているけど、そのために別の業者から借金している、いわゆる自転車操業の状態の人も任意整理を考えた方が良い。

 

このままだと雪だるま式に借金が増えていくだけど、何の問題解決にならない。早めに弁護士に相談するべきだ。

 

返済が2ヶ月以上遅れている場合も任意整理を考えてみてほしい。これは俺が経験していることでもあるから言える。

 

最初のうちは返済が遅れても、「返済遅れてるよ。早めに払ってね」ぐらいのやんわりとした催促なんだけど、2ヶ月以上滞納が続くと「一括返済して!できないなら裁判だ」とプロミスが訴訟を起こすケースになることもある。

 

訴訟後でも任意整理は可能だけど、和解条件は厳しくなる傾向にある。訴訟を起こされる前に、早めに弁護士に相談するのがベストだよ。

 

返済し続けているけど元金が中々減らないという人も任意整理を考えても良いのかもしれない。特にプロミスのような消費者金融系のカードローンは高金利だから返済に占める利息割合がデカい。当然、元金返済に充てられる分が少ないから減るスピードも遅いわけだ。

 

借金を早く完済するには、月の返済額を上げるか、任意整理で利息をカットする必要がある。任意整理すれば払った分は、全部元金返済に充てられるから借金を早く完済できる。

 

以上の内容に一つでも当てはまる人は任意整理すると借金問題を解決できる可能性が高い。一度、弁護士に相談してみてほしい。

プロミスの任意整理やり方・流れ

プロミスの借金を任意整理するときの流れを紹介するよ。

1.弁護士に相談

まずは、弁護士に相談するところから。大抵の場合、初回は相談無料のはずだから費用を気にせず相談してみよう。

 

  • 借金がいくらあるのか
  • 毎月いくら返済をしているのか
  • 収入と支出はどうなっているか

 

こんな感じで、あなたの現状や希望を伝えることが大切だ。

2.任意整理の依頼をし、受任通知を発送

弁護士に任意整理を依頼することを決めたら、委任契約を結ぶ。

 

委任契約から即日〜2日以内で弁護士がプロミスへ受任通知を送付する。受任通知が到達次第、プロミスからの督促や取り立ては止まるよ。

3.必要書類を収集し債務調査する

弁護士から必要な書類について指示があるから収集しよう。

 

プロミスとの取引記録、他の貸金業者からの借入金額が分かる資料など。

 

借金総額がいくらなのか、過払い金や時効の請求が成立する可能性があるのかなど詳しく調査したうえで弁護士が借金額を確定させる。

4.プロミスと交渉

弁護士が代理人として、作成した任意整理案をもとにプロミスと交渉を行う。

 

交渉は全部弁護士が行ってくれる。債務者がすることは特にないから安心してくれ。

5.和解契約の締結

プロミスからの承諾を得られれば、弁護士は任意整理の和解契約書を作成する。

 

こんな感じね⇓

 

<プロミスとの和解書>

 

 

和解契約書には返済期間や毎月の返済額などが記載されているから、内容をよく確認したうえで署名・捺印しよう。

 

和解は弁護士との委任契約から3〜6ヶ月程度かかる。俺の場合は6ヶ月ほどかかったね。

6.返済開始

和解契約書に基づいてプロミスへの返済開始となる。

 

基本的には債権者であるプロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)に直接返済を行う。

 

以上が、プロミスを任意整理する流れだ。

プロミスを任意整理するポイント

最後にプロミスを任意整理するポイントを紹介するよ。

借りているお金の状況をきちんと把握する

まずはあなたが借りているお金の状況をきちんと把握することが大切だね。

 

できる限り詳しく把握すること。

 

複数の金融業者から借り入れしている場合、仮にプロミスだけを任意整理するとしてもプロミス以外の借入情報はきちんと把握することがポイントだ。

 

  • 借り入れ業者全て
  • 借入日
  • 元金、利息
  • 月々の返済額
  • これまでの返済履歴

 

WEB上のマイページで詳細を確認できるサービスも多いからぜひ活用しよう。

 

また、滞納していて督促状などが届いている場合は、これらの情報も任意整理するうえで重要となるから捨てないで保管しておこう。任意整理する際は滞納していることも伝える必要があるんだ。

 

こうして集めた情報を整理して、何年で返済していくのか、将来利息をカット可能か、などの和解条件を決めていくことになる。

 

ただし、情報の内容次第では、他の債務整理の手段を取るほうがいい場合もある。いずれにしても、最適な債務整理の方法を決定するうえで重要な情報だから、きちんと把握しておくようにしよう。

任意整理(債務整理)の案件に強い弁護士に相談する

借入状況等を把握できたら、その情報を持って、任意整理(債務整理)の案件に強い弁護士に相談することをおすすめする。

 

任意整理の案件に強い弁護士とは「任意整理(債務整理)を専門的に取り扱っている弁護士」のことだよ。

 

弁護士は国家資格を取得した専門家であり、どの業務範囲においても一応専門性は有している。

 

でも、「債務整理には特に力を入れて扱っている」のと「債務整理は一応扱っている」はレベルが全く違う

 

任意整理や債務整理することを考えたとき、どちらに相談したいと思うかは一目瞭然だよね。

 

特に任意整理に関しては、裁判所を通さないで、代理人となる弁護士と金融業者がとの交渉によって行われるから尚更だ。各々の知識や個人的技量によって差が生まれてくるから、より有利な交渉をしてくれる弁護士を選ぶことが任意整理を成功させるポイントになる。

弁護士への相談は初回無料が多い

弁護士への相談は初回は無料としている法律事務所も多い。※

 

※30分〜1時間までは無料、借金問題の相談は何度でも無料というところもあるから、初回の相談料については各法律事務所の公式ホームページや電話で問い合わせて確認してみると良いよ。

 

弁護士への無料相談を利用すれば、問題解決までの流れ・見通し・必要な手続き・具体的な解決策などを知ることができる。それだけでもだいぶ精神的に楽になると思うよ。

 

実際、俺も弁護士に無料相談したけど借金問題を解決できることがわかって気持ちがかなり楽になった。

弁護士の探し方で一番手軽なのは「ネット検索」

弁護士の探し方はいくつか方法があるけど、手っ取り早いのはインターネット検索だね。

 

グーグルとかの検索エンジンで「地域(市町村・駅名など)」「任意整理or債務整理」「弁護士」をかけ合わせれば簡単に見つかるよ。

 

たとえば、

 

  • 八王子市 任意整理 弁護士
  • 武蔵野市 債務整理 弁護士
  • 藤沢市 借金 弁護士
  • 上野駅 任意整理 弁護士
  • 債務整理 弁護士

 

具体的な地名や駅名を入れなくても、全国対応している大手の事務所が見つかったり、スマホの位置情報から近くにある弁護士事務所が表示されるよ。

複数の弁護士に相談するのが良い

俺の場合は、3つの弁護士事務所に無料相談して、その中で一番対応が良くて信頼できそうだなと思った弁護士にプロミスの任意整理を依頼した。

 

複数の弁護士に相談しても全く問題ないから安心してくれ。

 

依頼者によって弁護士に求めるものは違うだろうから、一概には言えないけどね。

 

悩みに寄り添ってくれる弁護士が良いのか、合理的なアドバイスだけしてくれれば良いのか、弁護士と関わること自体がストレスにならないよう、気が合う弁護士を選ぶようにしよう。

 

ちなみに俺が3人もの弁護士に相談した理由は、依頼しなかった他2人の弁護士の対応が酷かったからだ。相談の大半を事務員みたいな人に対応させる弁護士、人を小馬鹿にするような態度の弁護士、マジで酷かったな・・・。

 

複数の弁護士から意見を聞けば、最適な解決策を選べたり、自分にあった弁護士を見つけられる可能性が高くなる。可能なら複数の弁護士に相談してみると良いよ。